皆様 こんにちわ
ケアマネの 前田です。
もうすぐ雛祭りですね。
べにばなテラスにもお雛様が 飾られました。
前を通りかかった ゲスト様、ご家族様が 「お雛様ですね。」と、立ち止まり ゆっくりご覧になられています。
懐かしい時を 思い出されているのでしょう やさしい笑顔がお雛様に 向けられていました。
さて、最近目にして 心を動かされた詩を ご紹介します。
渡辺和子さんの 『面倒だから、しよう』 からの抜粋です。
ーほほえみー
ほほえみは、金を払う必要のない安いものだが
相手にとっては非常な価値をもつものだ
ほほえまれたものを、豊かにしながらも、
ほほえんだ人は何も失わない
フラッシュのように、瞬間的に消えるが、
記憶には永久にとどまる
どんなにお金があっても、ほほえみなしには貧しく
いかに貧しくても、ほほえみの功徳によって富んでいる
家庭には平和を生み出し、社会では善意を増し
二人の友のあいだでは、友情の合言葉となる
疲れたものには休息に、失望するものには光になり
悲しむものには太陽、さまざまな心配にたいしては、
自然の解毒剤の役割を果たす。
しかも買うことの出来ないもの、頼んでも得られない物
借りられもしない代わりに、盗まれないもの、
何故なら自然に現れ、与えられるまでは、
存在せず、値打ちもないからだ
若しあなたが、誰かに期待したほほえみを、
得られなかったら、不愉快になるかわりに
あなたの方からほほえみかけてごらんなさい
実際、ほほえみを忘れた人ほど
それを必要としているものはないのだから