アロハ
早いもので入職して5カ月が過ぎました。
4月より看護主任を拝命し、当べにばなテラスゲスト様 御一人御一人に適切な看護・介護を提供して差し上げるために、今年度の看護・介護者の研修目的等の計画を下記のように立案しました。
平成25年度 看護・介護者の研修計画
研修目的 1.看護・介護実践に必要な知識。技術・態度を習得し、技術の向上を目指す
2.看護・介護職に必要なリーダーシップ能力を養う
3.社会のニーズや介護医療の進歩に対応できる専門能力を養う
4.幅広い社会性を身につけ豊かな人間性を養う
対象者 常勤非常勤を問わず当社で勤務する看護・介護職員・ケアマネージャー
埼玉県喀痰吸引研修会をはじめ看護協会等での研修会にも各人が最低3回は研修を受けられるよう施設長の了承を得るとともに、勤務体制が手薄にならないよう進めていきます。
今年に入り、グループホームでの火災や世界各地での地震災害、巨大竜巻等が報告されています。予期せぬ災害等は起こります。これらにいつどのような場合(昼間・夜間・休日等)にも即応できる体制づくりを再構築していきたいと思います。ゲスト様の明るい笑顔が、いつまでも続きますように。
自然災害等で停電などのライフラインが停止した場合でも当テラスは3日間の備蓄はできておりますが、定床60人近くのゲスト様と職員の、より確実に安全確保ができる方法を再検討中です。2年前の東日本大震災のおりは、当桶川地区は停電し、ゲスト様を1階レストランに避難誘導集合し、一夜を明かし、翌日の昼までは電気・ガス・水道・トイレの排水も十分でなかったと聞きいております。
毎年消防署の定期点検・避難訓練等を年2回実施し、今年度も4月に第1回を終了しております。避難訓練(昼間・夜間)の実施は来月予定です。
当施設では H25年4月30日現在男性85歳 女性82歳 平均83歳 最高齢96歳 最年少61歳で平均要介護度は2で 認知症中度以上のゲスト様もおられ、いかに安全にかつ速やかに避難誘導するために、当テラスでの防災マニュアルの見直しを行い、当テラスでの防災対策の充実を図りたいと思います。
先週末25日(土)大宮ソニックシティで行われた脳卒中市民シンポジウムを聴講いたしました。その中で重要なこと再確認しましたので掲載お知らせします。
日本人は5人にひとりは脳卒中になるそうです。
私を含め皆様の健康のためにご参照ください。
脳卒中予防10か条
1.手始めに高血圧から治しましょう
2.糖尿病ほっておいたら悔い残る
3.不整脈見つかり次第すぐ受診
4.予防にはタバコを止める意志を持て
5.アルコール控え目は薬 過ぎれば毒
6.高すぎるコレステロールも見逃すな
7.お食事の塩分脂肪控えめに
8.体力に合った運動を続けよう
9.万病の引き金になる太りすぎ
10.脳卒中起きたらすぐに病院へ
番外 お薬は勝手にやめずに
最近では、より簡潔に、3つの症状を取り上げたFASTという標語も良く使われます。
米国脳卒中協会では、脳卒中を疑う人を見たら、3つのテストをするように勧めており、そ頭文字を取ってFASTと呼んでいます。
追伸
先月の休みに震災後の福島を初めて訪れました。紺碧の空に群青のまぶしいばかりの海とは対象的に海岸近く の家は土台しか残っておらずの多くの集落、がれきの山をみて改めて地震・津波の大きさ強さに驚かされました。
その中で、もっと驚いたのは福島地元の皆様の元気・明るさでした。被災地をタクシーで案内してくれた女性ドライバーの○○さん、ハワイアンズダンサーたちのはちきれんばかりの笑顔・軽快な踊り・活気あふれる声、フラダンス指導ではオバタリヤンの覚えの悪さにも微動だにせず、懇切丁寧に指導してくれた△△さんのゆったりとした波長の声や、手足の動きの指導は日頃ごろ看護師としてバタバタ動き、キャンキャン話している自分の姿を思い浮かび、た。ゲスト様に対する接し方接遇を見つめなおすいい機会になりました。 ホスピリティーの真髄をみた思いでした。
震災での苦難を皆で乗り切り、乗り超えるために福島の皆様が涙を隠して(もう涙が枯れてしまったのかもしれません)がんばっている姿にいたく感銘を覚えました。
バレエ新「コッペリア」では、とても64歳とは思えない同郷人のエネルギッシュあふれる踊りを観ました。幾度となく繰り返されてきた天災に団結し、「必ず復興させるのだ!!」、奮闘努力を続けていくストーリーに 震災後の福島の皆様方とダブり感動いたしました。
がんばれ日本! がんばれべにばなテラス!! 花は咲く!!
きっと花は咲きます。
花 咲かせましょう!!
絆 キズナがんばったね!!
平成25年5月28日
健康管理室
看護主任 鯨井弥津子(午年うまれ)