ゲスト様の立場になって

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2018/05/14

武井顔 081
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
介護リーダーの武井です。
五月に入り初夏のように暑くなったかと思えば、雨が続いて肌寒い日もありますね。
衣替えも奥から手前に出たり入ったりで落ち着きません(´_ゝ`)
さて・・・五月に入る少し前、べにばなテラスでは褥瘡予防研修が行われました。
4/17は座学、4/23に体験と二週にわたりの施設内研修です。
まず褥瘡とは、簡単に言えば床ずれのことをいいます。
皮膚のデリケートな寝たきりの高齢者や、ずっと同じ姿勢を保っていたりすると
出来やすくなります。
賢そうに言いますと、皮膚の一定部位に持続的圧迫が加わり皮膚への血流が途絶え
皮膚が壊死に陥った状態です。とても恐ろしいですね・・・
私は23日の体験の研修に参加しました。
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講師はべにばなの理学療法士(PT)の高田さんです。
緑のシールを貼られているモデルは私です。
褥瘡の好発部位を勉強しています。
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側臥位(横向き)の場合
上から耳介部・肩峰突起部・肋骨部・腸骨稜部・大転子部・膝関節顆部・踵骨部となります。
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仰臥位(仰向け)の場合
上から後頭部・肩甲骨部・肘頭部・仙骨部・踵骨部です。
お仕事をしていて私が実際に見たことがあるのは、
仙骨部・踵骨部、腸骨や大転子部のあたりです。
施設では褥瘡にならないように、体交(寝返りのお手伝い)をしたり
ベッドから起きている時間を増やしたり
様々な策を練っています。そんな時に役に立つのがこちら。
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色々な種類の介護用品です。写真ではほんの一部ですが、
一人一人に合ったクッションや枕、エアマットを使用し
褥瘡予防に努めています。
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このように体交時やベッドへ臥床(寝る)する際に
どういうことに気を遣ったらよいか体験しながら学んでいきます。
ゲスト様の気持ちを体験することで、気持ちや感じ方を少しでも想像しやすくし
どうすれば快適に過ごしていただけるか、工夫する力も身につきます。
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実際に普段ゲスト様がお休みになっているベッドに私達が横になり、
ゲスト様の目から私たちはどの様に映っているのか
少し垣間見えた気がします。
ベッドが上がっていく間、身体を触られた瞬間、声をかけてもらったとき・・・
職員の技術力だけでなく、心の学習にもなった素敵な研修でした。